クリーニングにはドライクリーニングとウエットクリーニングがあります。
汚れの種類によって使い分けることが効果的です。
ドライクリーニングは水を使わず、蒸気や揮発性溶剤でクリーニングする方法です。
油性の汚れを落とすのに効果的で、布地を傷めないのが特徴です。
ウール・シルク・カシミヤなどはドライクリーニングに向いていますよ。
ドライクリーニングでは油性の汚れは落ちやすいのですが、水溶性の汚れは落ちにくいという特徴もあります。
ウエットクリーニングは水を使ってクリーニングする方法です。
水を使ったクリーニングは一般的ですが、技術的にはより高度なクリーニング方法なのです。
汗・尿・血液などは水溶性なので、ウエットクリーニングが向いています。
素材によってはドライクリーニングが不可能な場合でも、ウエットクリーニングは可能な場合があります。
稀にドライクリーニングとウェットクリーニングを併用することもありますよ。
ドライクリーニングとウエットクリーニングのどちらが向いているのか分かりにくい場合には、クリーニング店などに相談すると良いでしょう。