大人であれば、とっておきのスーツを一着は持っておきたいものですよね。
しかし、スーツの場合、普段着のように何着も買ってみるというのは難しいでしょう。
そこで、良いスーツ生地の選び方をご紹介します。
まず考えなければいけないのは、繊維についてです。
スーツには、天然繊維で作られたものもあれば、化学繊維で出来たものもあります。
天然繊維にも化学繊維にも、それぞれメリットデメリットがありますが、とっておきの一着を選ぶ場合は天然繊維100%を選ぶのが良いでしょう。
特に、ウールはスーツの生地として一般的なので相応しいといえます。
また、糸の細さも重要なポイントです。
スーツの糸は、原毛を紡いで作ります。
原毛を紡いだ後の糸の細さを糸番手と言います。
糸番手(糸の細さ)は生地質感を決める重要項目です。
原毛の細さについてもSUPER表示という指標があります。
例えば、SUPER120’sは「1グラムの原毛から120メートルの繊維を作ることが出来る」という理論上の指標です。
数字が大きい程原毛が細くなるので、滑らかな質感のスーツになります。
繊維と糸の細さに気を付けてスーツ生地を選ぶようにしましょう。