据え置きタイプの除湿剤のメリットは、1つで除湿できる総量が多いということです。
ハンガータイプが2シートで500gの除湿量であるのに対し、据え置きタイプは1個で400g~550gの除湿量があります。
たくさんの除湿を必要とする場合は、据え置きタイプの方が優れています。
そのため、除湿量に対するコストは据え置き型の方がハンガータイプよりも安くなっています。
二つ目のメリットは、床面に置くため邪魔になりにくいということです。
ハンガータイプでは、クローゼットにしまう洋服の邪魔になってしまい、かけられる服が限られてしまいます。
その点、床に置くことができる据え置きタイプであれば、設置する場所を選びません。
ただ、デメリットとして除湿スピードが少しゆっくりであることが挙げられます。
そのため、密閉されていないクローゼットでは効果を発揮しにくいです。
また、除湿剤に使用される塩化カルシウムは革を溶かしてしまいます。
溶液がカバンに付着してしまうとカバンをダメにしてしまうので、クローゼットの床面にカバンを置きたい場合は注意が必要です。